第7話「画面の向こうの面接官」

社長
ことは:社長
金庫の録音を
聞かせて
ください

雛森:だめよ
雛森:あれは
九条くんの
声だもの
雛森:本人のいない
所では
開けないわ

ことは:本人︙︙?
ことは:今の
九条さんは
私の体で︙︙
雛森:九条くんを
ここへ連れて
来られたらね
雛森:それより
冬の
インターンの
選考を
見てあげて
お祈りの裏側 〜面接官になった就活生は、落ちた理由を知りたい〜
第7話

録画面接
柚木:社内でも
テストで
何回か
録ったんですよ
岩城:便利な
時代だな!

岩城:点の
低い順に
落とせば
いいんだろう
営業部長・
ことは:︙︙あれ?

ことは:窓が
出ない
ことは:この点は
誰も
書いてない
から︙︙
〈評価票〉は
面接官が
手元に書いた事だけを
映す

応募者・
柚木:一番点が
低いのは
この人です
柚木:日下部さんの
研究室の
後輩さん
みたいです


ピッ
AIの

ことは:︙︙分かる
ことは:私も
録画面接で
何も
言えなかった
ことは:撮り直せない
60秒は
頭が
真っ白に
なる
岩城:0点か
落とすしか
ないな
ことは:待って
ください

柚木:えっと︙︙
案内には
「録画は
選考に
使います」
とだけ︙︙
ことは:表情まで
AIが
点にするなら
最初に
伝えないと
岩城:じゃあ
どうする!

岩城:312人
全部
見るのか!?
ことは:見ます
私が

柚木さんと2人で
夜までかけて
312人を見た
三好さんの録画には
60秒の後に
3秒の続きがあった


なずな(機械の声):︙︙日下部先輩
みたいに
記録から
数を決める
仕事
したかったな
ことは:これが
本人だ
岩城さんを呼んで
その3秒を見せた

〈評価票〉
ことは:窓が
光った︙︙
岩城:ふん
点で落とすより
会って
落とす方が
性に合う
柚木:家で
録れない人には
会社で録れる
日も作ります!
その夜

ことは:社内の
テスト︙︙
一番古いのは
録画の
ことは:この日付︙︙
私が31通目を
読んだ夜だ

大学4年
九条(機械の声):早瀬ことはさん
九条(機械の声):︙︙理由を
話させて
ほしい
AIの

ことは:この声︙︙
私だ

あの夜の11時
私と九条さんは
同じ事を言っていた
つづく
この
次の話の予想
九条は、
押すと
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