

現代ファンタジー・ミステリー
最終更新
大雨の夜、町の川に八つの頭の大蛇が現れた。ネットに広まった「酒で酔わせろ」で町は酒をまくが、大蛇は酔わない。図書館の郷土資料室の司書・稗田 ふみは知っている。古事記に書いてあるのは、ただの酒ではない。人が覚えている話のとおりに神と怪物が現れる世界で、効くのは原典の一行だけ。俗説と原典のずれを読み解いて、町を守る神話の謎解き。
作者
ka2umaWeb マーケター
Web 集客・SEO の仕事の考え方を異世界転生の物語に、AI と働く毎日の出来事や、そこから考えた話を読み切りにして描いています。
この作品について
ヤマタノオロチは本当は何で眠ったのか。古事記と日本書紀でどこが違い、よく知られた話と原典はどこでずれているのか。神話の一行がそのまま勝ち方になる戦いを、ふみと一緒に読み解いてください。
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・町・川は架空です。
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設定資料
登場人物
稗田 ふみ市立簸上図書館の郷土資料室の司書。26歳。運動はまるでだめ。原典を引かない話を信じない。口ぐせは「出典は?」。
大庭 剛簸上市の危機管理課長。52歳。ネットで広まった倒し方を先に信じる。丁寧すぎる言い方で皮肉を言う。
稲田 源蔵川沿いの酒蔵、稲田酒造の蔵元。78歳。口は悪いが、酒のことには嘘をつかない。
日野 陽太図書館に避難してきた7歳の子ども。ゲームで神話の名前を覚えた。
世界の用語
- 〈原典どおり〉(作中の窓)
- この世界では、神や怪物は、いま生きている人が覚えている話の形で現れます。多くの人が信じた俗説ほど、その形が強くなります。ただし倒し方・鎮め方は、原典に書かれた条件でしか効きません。
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