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最終更新
荷の税を、関所の頭の目と気分で決める国。前世は港の通関士だった見習いの関守・リオの目にだけ、荷の上に「品目の札」――品目の番号と税――が浮かんで見える。三日待ちの峠の列と、王の通達「月末までに待ちを半分に。取れる税は落とすな」。リオは、誰がやっても同じ答えになる「分け方」で、峠の荷を動かしていく。
漫画(第1話まで・全6話)
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登場人物
リオ(篠宮 莉央)主人公。ハルデン峠の関所の見習いの関守(17歳)。前世は港の通関業者の通関士(34歳)で、年末の輸入の山で倒れた。荷の上に〈品目の札〉が見える。口ぐせは「番号、見ます」。
グスタフハルデン関の頭(58歳)。30年、荷を開けずに目で値を決めてきた。口ぐせは「開けたら、もっと取るぞ」。
ミラ帝国から峠を越えてくる隊商の娘(19歳)。毎回ちがう荷を運ぶ常連。口ぐせは「商いは、先に言った方が勝ち」。
エルマー見習いの関守(16歳)。リオの同期で、字が読める。
ザイフ王の会計官。通達を持って峠に来る。
世界の用語
- 関所
- この物語の関所は、王国と帝国の国境の峠で、越える荷の税を取る所です。今の税関に当たります。
- 品目の札
- リオの目にだけ見える、荷の上の札。王国の品目帳の番号(類・番)と品名と税が出ます。
- 品目帳
- 王国の関所の税の帳。40年前に会計官が作り、荷を96の類に分けて番号と税を並べてあります。
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