第1話「三日待ちの峠」
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・店は架空です。

ハルデン関の
グスタフ:金貨3枚
商人:まだ荷を
開けても
いないのに!
グスタフ:開けたら
4枚だ
リオ:え︙︙

見習いの
リオ:3倍
取ってる︙︙
その荷、峠を越えられません
第1話「三日待ちの峠」
前の私︒
港の通関業者の︑
年末︒

通関業者の
篠宮 莉央(つぶやき):私が
やった方が
早いから
目が覚めたら︑
峠の関所の
見習いだった︒

〈峠の

リオ:どうして
こんなに
待つの?
エルマー:頭が
1台ずつ
値を決めるから
エルマー:で︑みんな
値切る
リオ:決まりは
無いの?
エルマー:あー
ある
けど︙︙

見習いの
エルマー:厚すぎて
誰も
読まない
リオ:︙︙同じだ
リオ:札の番号と
帳の番号
王の

〈王の
グスタフ:商会に
だと︙︙?
ザイフ:そうなれば
関守は
ザイフ:要らなく
なりますね
エルマー(画面の外の声):ぼ︑僕ら
クビ︙︙?
ザイフ:期限は
月末です
〈月末まで〉30日

グスタフ:待ちを
減らすなら
グスタフ:開けずに
通しゃいい
リオ:それだと
取れる税が
落ちます

グスタフ(画面の外の声):見習いが
口を出すな
昼︒
帝国から来た
隊商の荷車︒

帝国から
ミラ:頭!
薬草だよ
ミラ:3日も
待ったら
枯れちゃう
グスタフ(画面の外の声):薬草か
金貨3枚
ミラ(つぶやき):︙︙やった

〈品目の
リオ:箱の方は
「薬」︙︙?
リオ:待って
ください
リオ:その壺
開けても
いいですか
ミラ(画面の外の声):え︙︙
なんで

パカッ
リオ:粉にした
だけなら
まだ薬草
リオ:でも
混ぜて
1回分ずつ
丸めたら
リオ:それはもう
「薬」です
〈ミラの
リオ:3枚じゃ
足りませんよ


ミラ:ちっ
目ざといなあ
グスタフ:壺の中まで
見たのか
リオ:でも
薬草だけの
荷車は
リオ:1枚で
いいんです
グスタフ:なに?
グスタフ:︙︙今日だけだ
やってみろ



リオは荷を開けずに
番号を読み︑
エルマーが木の札に
通ってよい印を押す︒
値が決まっていれば︑
誰も値切らない︒
〈峠の

グスタフ:︙︙開けずに
どうして分かる
リオ(画面の外の声):札が
見えるんです
グスタフ:ふん
グスタフ:明日も
やってみろ
日が落ちる前︒
最後の荷車︒

〈品目の
リオ:札が
2枚︙︙?
その荷には︑
札が2枚︑
重なって見えた︒
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AI刃物と鉄の器が1つの革の箱に入った旅の道具の一揃い、とすると、1つずつ数えるか、まとめて1枚にするかで、列の進みも税も変わる話にできます。
あなたその荷を運んできた人との場面を
AIリオ「その箱、1つの荷ですか。それとも、3つですか」。絵:夕暮れの門の前、ランタンの灯で革の箱の留め金を外す手。
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