第4話「取引先に、税務署が」

工務店の
芦原 透真(電話の声):瀬尾 篤さんとの
お取引について
芦原 透真(電話の声):確認させて
ください

菅沼 誠二:税務署が
なんでウチに
来るんだよ
同じ朝︒
僕の部屋︒

菅沼 誠二(電話の声):おい
篤
菅沼 誠二(電話の声):税務署から
電話が
来たぞ
瀬尾 篤:菅沼さん
まで︙︙

いちばん大きな取引先で︑
灰谷さんを
紹介してくれた人だ︒
すぐ︑
灰谷さんに
電話した︒

灰谷 静江(電話の声):取引先に
払った額を
確かめに
行くの

瀬尾 篤:止められ
ないんですか
灰谷 静江(電話の声):止める?
灰谷 静江(電話の声):あなたには
止められない
わよ

瀬尾 篤:全部
あります
瀬尾 篤:紗希と
分けたのが

瀬尾 篤:芦原さんにも
預けてます
灰谷 静江(電話の声):それと
灰谷 静江(電話の声):菅沼さんの
顧問は
私なのよ

瀬尾 篤:あ︙︙

灰谷 静江(電話の声):自分で
言いなさい
確定申告、15分で出しました。
第4話
11月13日(金)︑
10時︒
工務店の1階の事務所︒

芦原 透真:瀬尾さんへの
お支払いの
記録を
芦原 透真:見せて
いただけ
ますか

菅沼 誠二:隠すもんなんか
ねえよ
そのころ︑
僕は外にいた︒


入れない︒
でも︑
帰れなかった︒
明日は︑
紗希の実家へ
あいさつに行く日だった︒


芦原 透真:お預かりした
請求書の
控えと

芦原 透真:御社の
お支払いは
芦原 透真:一致しました
仕事の売上は︑
1円も
ずれていなかった︒

菅沼 誠二:なんだよ
脅かし
やがって
菅沼 誠二:あいつ
何か
やったのか
芦原 透真:申し訳
ありません

菅沼 誠二:︙︙ちっ

灰谷 静江:菅沼さん
本人から
聞いてあげて
11時︒
工務店の前︒

菅沼 誠二:来てたのか

瀬尾 篤:菅沼さん
あの

菅沼 誠二:篤
菅沼 誠二:俺に
嘘 ついてない
よな
瀬尾 篤:︙︙

瀬尾 篤:嘘 ついてました
全部︑話した︒
2冊目の通帳の事も︒
会社員の頃の事も︒

菅沼 誠二:職人には

菅沼 誠二:嘘だけは
つくなって
言ってん
だよ
菅沼 誠二:毎朝な

菅沼 誠二(画面の外の声):次の仕事は
少し
考えさせて
くれ


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