読み切り
最終更新
冬のボーナスの手取りは、なぜ思ったより少ないのか。額面30万円の賞与が245,478円になった明細を前に、営業事務のみのりは総務に駆け込む。社会保険料と所得税が、ボーナスから引かれる順に、1行ずつ数える読み切り。
作者
ことわり帖住宅ローンの審査や確定申告、役所の窓口のように、結果だけが届いて理由が見えにくい手続きの裏側を描いています。
この作品について
冬のボーナスの手取りの計算(令和8年度の率の例)を、社会保険料4種と所得税の順に追う読み切りです。住民税はボーナスから引かれない、所得税の率は前の月の給料で決まる、といった点も分かります。
この物語はフィクションです。会社・人物・給与と賞与の額は架空です(率は令和8年度の公表値で計算した例です)。
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設定資料


登場人物
- 瀬瀬戸 みのり建材の卸の会社の営業事務、入社2年目(24)。メモ帳に鉛筆で大きな丸を書いてから動く。去年の冬のボーナスは寸志の5万円だった。口ぐせは「えっ、待って」。
- 桐桐生 修二総務の給与担当(41)。新人の時に、額面でお金の予定を立てて困った。説明の前に必ず鉛筆と白紙を出す。口ぐせは「数えよう」。
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