第5話「雨の日の、1割」

春日 ひより:本当に
塞がってる

ひなた
一ノ瀬 遼:朔也くんの
言うとおりだ
車道は
走れない

あさな
一ノ瀬 遼:春日

春日 ひより:え?
一ノ瀬 遼:5時すぎは
一ノ瀬 遼:もう
夜だ

一ノ瀬 遼:吉岡さんの車
ライトが
点いてない

春日 ひより:映像は
見てたのに
春日 ひより:もう夜
だなんて

一ノ瀬 遼:この件
一ノ瀬 遼:1割
こっちに
寄せて
ほしい

一ノ瀬 遼:ライトが
点いてなかった
分︑だけ

春日 ひより:でも
雨の日は
春日 ひより:朔也くんも
速さを
落とすべき
だった


吉岡 雪乃(画面の外の声):あの
ライト︙︙

吉岡 雪乃:朔也くんに
謝りたい

〈2人の

春日 ひより:吉岡さんは
8で
いいですか
吉岡 雪乃:ライトの分
ちゃんと
持ちます

春日 ひより:1割
持って
いかれた︙︙
一ノ瀬 遼:雨の日の
1割だ
雨が︑強くなった︒
バス停の屋根の下へ︒

一ノ瀬 遼:︙︙あの日も
雨だったな

春日 ひより:うん
降ってた
春日 ひより:5年前の
言い分
聞くんでしょ
一ノ瀬 遼:︙︙ああ
5年前︒
自動車部の︑最後の日︒




いま︒
雨のバス停︒

一ノ瀬 遼:下がってたのは
俺だ
一ノ瀬 遼:下がる車が
先に見る

一ノ瀬 遼:︙︙だよな
春日 ひより:︙︙わたしも
春日 ひより:前に
出てた
春日 ひより:じゃあ
どうして

春日 ひより:何も言わずに
行っちゃったの?

一ノ瀬 遼:︙︙
この
この作品を読んだあなたへ
この作品を評価する
この話の感想・こうなったらいい
感想や

















