第1話「生活保護は、恥ですか」
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・店は架空です。
午前8時30分︒
浦辺区役所 1階︒

窓口の男性(画面の外の声):どこに
行けば
いいんだよ!

総合窓口の
茅野 悠:申し訳
ありません
茅野 悠:だって
うちの課じゃ
ないし︙︙
30分後︒
係長の机︒
宮内 達也:茅野さん
ちょっと

区民課 総合窓口の
宮内 達也:責めてる
わけじゃ
ないんだよ
〈
宮内 達也:でも
次に来たら
窓口から
外すからね
茅野 悠:えっ
外すって︙︙
茅野 悠(つぶやき):案内
してる
だけ
なのに
午前10時12分︒

笹岡 正治:あの︙︙
住民票を
1枚
茅野 悠:はい!
住民票の
写しですね
笹岡 正治:それと
お金の
相談って︙︙
茅野 悠:お金の
ご相談は
2階の
福祉課です
茅野 悠:階段を
上がって
右です!
笹岡 正治:いや︙︙
いいです

笹岡 正治:住民票
だけで
住民票を受け取ると︑
男性は︑
階段の前を
通り過ぎた︒

区民課 総合窓口の
梅津 タエ:あらまあ
梅津 タエ:行かないわね
あの人
茅野 悠:えでも
ちゃんと
案内︙︙
梅津 タエ:案内したら
行けると
思った?
梅津 タエ:封筒
見えた?
茅野 悠:封筒︙︙?

〈封筒の
茅野 悠:止まる
日︙︙!
10時40分︒
区役所の前のバス停︒

茅野 悠:あの!
笹岡さん!
笹岡 正治:窓口の︙︙
笹岡 正治:いいって
言ったのに
茅野 悠:あの
さっきの
お金の相談
笹岡 正治:言いにくい
んだよ

笹岡 正治:恥だろ
笹岡 正治:家も
あるしさ
笹岡 正治:息子に
連絡が
行くんだろ
茅野 悠:家︙︙
息子さん︙︙
茅野 悠:分かんない
研修で
やったのに

茅野 悠(つぶやき):あ︙︙
あった
〈厚生労働省
茅野 悠:笹岡さん
家があっても
申請
できるって
笹岡 正治:え
笹岡 正治:でも
役所から
息子に
連絡が︙︙
茅野 悠:先に
息子さんに
相談しなきゃ
ダメ
とかは
ないです

笹岡 正治:10年
会って
ないんだ
茅野 悠:10年︙︙
茅野 悠:その事情も
聞いて
もらえます
笹岡 正治:でもさ
58にもなって
役所に
泣きつくのは
茅野 悠:わ私も
まだ全部
分かって
ないんです

茅野 悠:でも
申請するのは
権利です
笹岡 正治:権利
ねえ︙︙
茅野 悠:一緒に
行きます
2階まで
笹岡 正治:あんた
窓口
空けて
いいの?
茅野 悠(つぶやき):よく︙︙
ないです
10時55分︒
2階︑福祉課︒

茅野 悠:生活保護の
申請を
したいって
笹岡 正治:あの︙︙

笹岡 正治:ここで
合ってますか
茅野 悠:はい

茅野 悠:ここで
合ってます
11時40分︒
1階︑総合窓口︒
〈

宮内 達也:茅野さん
窓口
40分
空いてたね
茅野 悠:す
すみません
梅津 タエ(画面の外の声):2階まで
送ったのよ
この子
宮内 達也:︙︙そう
宮内 達也:次は
誰かに
声かけて
から
行ってね
茅野 悠:今の︙︙
怒られて
ない?
若い母親:すみません

若い母親:保育園
全部
落ちました
若い母親:どこに
行けば
いいですか

〈
茅野 悠:保育園って
何課︙︙?
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あなた保育園に全部落ちた母親が、総合窓口で茅野に4枚の通知を見せる最初の場面を考えたい
AI4枚の通知を、茅野がどの順に読むかで、彼女が窓口の仕事をどう変えたかが見えます。今度は2階へ「案内」するのか、隣の梅津に窓口を頼んでから一緒に行くのかも、最初の絵で決められます。
あなた梅津に窓口を頼む形で、最初の台詞を
AI茅野「梅津さん、10分だけ……」。梅津「あらまあ、今日は先に言うのね」。絵:赤ちゃんを抱いた母親の手の、扇のように開いた4枚の通知。
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