第1話「交替の鐘」

北の国境の砦︒夜︒
鐘が︑
止まらない︒


軍の
見張り兵
榊原 凛:あの︙︙
着任の
榊原です

トマ:は はいっ!
榊原 凛:交替の方は
どちらに?
トマ:こうたい︙︙
ですか?

副官・
レーネ:交替?
聞いたことが
ない
レーネ:鐘が鳴る間は
全員が持ち場だ

過労で倒れた
最後の日と
同じ空気だ︒
残業の魔王は、36協定で斬る
第1話
大盾兵

砦の兵舎︒

榊原 凛:何時間
立っているん
ですか
レーネ:今夜で
22時間だ

レーネ:戦に金を
払うのか?

レーネ:えっ︙︙
埃の棚だ
誰も開かん

レーネ:さんじゅう︙︙
何だ?
榊原 凛:兵を休ませる
ための
約束です
砦の

砦の長の部屋︒
ドーレン:なっ︙︙
兵を二組に?
鐘二つで
夜襲だぞ

榊原 凛:全員が疲れて
いたら
最初の一撃で
全員が倒れます

ドーレン:︙︙協いとは
何だ
榊原 凛:長と兵の代表が
書面で決めて
王都へ届けます

ドーレン:足りん夜が
ある
榊原 凛:45時間を超えて
いいのは
年に6回まで

ドーレン:︙︙書類を
出せ

レーネ:あなたの
言う通りに
分けます

夜襲の鐘まで︑
あと1時間︒

ゴルド:寝ていいのか?
榊原 凛:寝るのも
仕事です

1時間後︒城壁の上︒
地平の先まで︑
敵の松明︒
レーネ:鐘二つ
来ます

ドーレン:全員
持ち場へ!



トマ:腕が︙︙
もう︙︙
レーネ:前列が
崩れる!


榊原 凛:前列
下がって!

榊原 凛:交替の鐘!

ゴルド:よく寝た
出番か
榊原 凛:時間外の
上限!


ドーレン:︙︙止めた

トマ:うそだろ︙︙
あの剣を
受け止めた︙︙


レーネ:︙︙鐘が
勝ちました
榊原 凛:勝ったのは
勤務令です

魔将:その鐘を
鳴らしたのは
誰だ
この
この作品を読んだあなたへ
この作品を評価する
この話の感想・こうなったらいい
感想や
















