第1話「今日、3回目です」
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・店は架空です。
15時02分︒
印刷会社の
営業部︒
大槻 光男:戸田!

営業部・営業事務
大槻 光男:見積書
15時って
言ったろ
戸田 七瀬:あっ
戸田 七瀬:すみません
〈
今日︑
3回目︒

付箋は︑
23枚︒
戸田 七瀬:書いた
のに
書いた事は︑
覚えている︒
どこに書いたかを︑
忘れる︒
なぜ、私だけ怒られるの?
第1話「今日、3回目です」
17時30分︒
同じ課の島︒
戸田 七瀬:面談まで
あと9日
〈試用期間の
沖 晴彦:戸田さん

同じ課の
沖 晴彦:付箋
数えても
いいですか
戸田 七瀬:えっ

沖 晴彦:23枚
沖 晴彦:書く場所が
多すぎ
ますね
戸田 七瀬:怒らないん
ですか
沖 晴彦:怒っても
付箋は
減らないので
戸田 七瀬:︙︙それは
そう
沖 晴彦:僕は
これ1冊
だけ

〈沖の
戸田 七瀬:昼
カレー?
沖 晴彦:忘れるので
戸田 七瀬:カレーを?
沖 晴彦:はい
この人も︑
忘れる人だった︒
沖 晴彦:1つだけ
試して
みませんか
沖 晴彦:頼まれたら
その場で
ここに書く

〈沖さんの
戸田 七瀬:付箋は
どうするん
ですか
沖 晴彦:全部
この1冊に
写します
戸田 七瀬:23枚
沖 晴彦:手伝います

はがして︑
写して︑
期限の順に
並べ直す︒
〈
戸田 七瀬:あっ
戸田 七瀬:今日の
がある

印刷所への︑
色の確認の返事︒
18時まで︒
〈今〉17時52分
沖 晴彦:まだ
8分
あります!
戸田 七瀬:電話
します!

戸田 七瀬:お返事
遅くなって
すみません!
戸田 七瀬:間に合い
ました!
沖 晴彦:線で
消しましょう
翌朝︒
9時︒

営業部の
大槻 光男:印刷所が
返事が早くて
助かったって
戸田 七瀬:え
大槻 光男:ふん
「戸田!」は︑
その日︑
1回だった︒
戸田 七瀬:あの

戸田 七瀬:昨日の
お礼です
沖 晴彦:僕は
数えた
だけです
戸田 七瀬:カレーの
ぶんも
沖 晴彦:カレーは
僕の昼です
その夜︒
七瀬の部屋︒

戸田 七瀬:1冊にしても
また
忘れたら
「仕事 ミスばかり」
と打った︒
戸田 七瀬(つぶやき):発達︙︙
開いて︑
閉じて︑
また開いた︒

1冊だけの︑
いちばん下の行︒
〈七瀬の
翌朝︒

沖 晴彦:書けて
ますね
戸田 七瀬:︙︙はい
戸田 七瀬:期限は
金曜です
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あなた七瀬が、沖と一緒に付箋をはがしている夜の場面を、課長の目から考えたい
AI帰りぎわの課長が、暗いフロアで2人だけ明かりのついた島を見つけ、声をかけずに自分の席の付箋を1枚はがして帰る場面にすると、怒る側の顔を言葉なしで見せられます。
あなたその場面の台詞を
AI課長(心の声)「……俺のも、多いな」。絵:自分のモニターの縁の付箋を、1枚だけはがしてポケットに入れる課長の手。
送る質問あらすじを踏まえて、次の話の展開を一緒に考えて
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