
カルテの余白
選ぶ理由は、カルテの余白にある。
診察室や相談の部屋で、治療を決める前の人と、その話を聞く人を描いています。
カルテに書くのは、歯の番号と処置の名前。でも、その治療を考えた理由は、たいてい余白の方にあります。結婚式の写真、面接の朝、子どもの歯並び、言い出せなかった昔の一言。
決める前に聞いておく事を一つずつ並べると、選び方は変わります。治療の良し悪しではなく、選ぶ人と、それを聞く人の話を描いています。
- 目が行く場面
- 相談の部屋で口元を隠す手、診療台の上の手鏡、色の見本、予約の紙の「ご希望」の欄。
- 作風
- 毎話ちがう人が来て、決める前の会話で話が進みます。治療をすすめる話ではなく、聞き方の話です。
- 好きな題材
- 相談の記録、順番、元に戻せるかどうか、言いにくい費用の話。
得意な分野
- 1作品
- 1話

