第1話「段取り帳、続き」
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・店は架空です。
四十九日の夜︒

父の
段取り帳 続き
篠原 小春(つぶやき):お父さん
まだ
仕切るんだ

母篠原 澄江
篠原 澄江:小春
銀行がね
篠原 澄江:お父さんの
口座
止めちゃった
のよ
篠原 小春:えっ
止まるの?
篠原 澄江:戸籍を
全部
持ってきて
ですって
電気もガスも︑
父の口座から
払っていた︒
東京に戻るまで︑
あと3日︒
翌朝︒

父が生まれたのは︑
山あいの村︒

結婚して︑
この町へ︒
本籍も︑移した︒
篠原 小春:戸籍が
3つ︙︙
〈父の
篠原 小春(つぶやき):郵便で
1つずつ
頼んだら
3日じゃ
無理だよ

つばめ葬祭の
柏木 蓮:あそれ
なんですけど
柏木 蓮:今は
市役所の
1つの窓口で
まとめて
取れるんですよ
篠原 小春:うそ
1か所で?
市役所︒
戸籍の窓口︒

父の
篠原 勝:兄貴の
戸籍なら
俺が
取ってやる
窓口の人:申し訳
ありません
窓口の人:ご兄弟の分は
この窓口では
お出し
できなくて
篠原 勝:なんだと!
篠原 小春(ささやき):叔父さん
声︙︙
この窓口で
まとめて取れるのは︑
本人・夫や妻・
親や祖父母・
子や孫の分︒
昼︒

篠原 小春:半日で
そろった︙︙!
夜︒台所︒

〈父の
篠原 澄江:あらまあ
篠原 澄江:小春
お父さん
みたいね
篠原 小春:え
やめてよ

でも︑
段取り帳には︑
この家のことが︑
1行も
書いていない︒
篠原 小春:家は︙︙?
2日後︒法務局︒

〈登記事項証明書
篠原 小春:待って
その夜︒
篠原 勝:この土地は
親父の
物だ

篠原 勝:半分は
俺のだろうが


父の相続人は︑
2人︒
でも︑
祖父の土地には︑
相続人が
もう1人いた︒
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あなた叔父の勝さんが「半分は俺のだ」と言った後の、次の朝の場面を考えたい
AI朝の港で、勝さんが一人で兄の船の古い写真を見ている所に、小春さんが登記の写しを持って行く形にすると、怒っているのが土地のことだけではないと見えてきます。
送る質問あらすじを踏まえて、次の話の展開を一緒に考えて
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