第2話「火は、空気の一部を食べる」

ブラント先生:学院長の
お言いつけだ
空白は
最後だ
イリス・アルデント:ゆうべ
講堂の
表の升が
一つ灯ったそうね

火の
イリス・アルデント:まさか
あなたじゃ
ないわよね
レン:︙︙さあ

辺境ロウ村の
ブラント先生:始め!


一同(何人もの声):えっ
消えた!?

イリス・アルデント:もっと
強く︙︙!

イリス・アルデント:なんで︙︙
私の紅が︙︙
レン:強くするほど
早く消える

レン:火が
空気の
燃やす方を
早く食べてる
ブラント先生:次
空白

ブラント先生:呪文は
どうした
レン:火を足しても
だめなんです

一同(何人もの声):呪文も
唱えないのかよ
レン:先生
瓶の中で
火は何を
食べていると
思いますか?

実技の
ブラント先生:︙︙
ブラント先生:火の精霊が
食べる︙︙
だと?
レン:はい
食べているのは――

レン:空気の
一部です

ゴウッ


一同(何人もの声):うそ︙︙
燃えてる︙︙

ブラント先生:︙︙
合格だ
一同(何人もの声):空白が
合格︙︙!?
レン:ありがとう
ございます

アウグスト学院長:名で︙︙
呼んだか

レン:でも
これで終わり
じゃない

イリス・アルデント:うそ︙︙
空白に
負けた
昼前︒
講堂︒

その日の午後︒
学院の門︒


一同(何人もの声):イリス様の
お父上だ︙︙
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