第4話「自分のせいでも」

古市製作所の
新井 航平:さっきの
カバーの
事っすけど
多賀 修:︙︙ああ
多賀 修:外したのは
俺だ
新井 航平:なんで
っすか
多賀 修:1分に
何個
流せるか
だで
新井 航平:俺
誰にも
言いません
から

多賀 修:言わんで
ええ
多賀 修:俺が言う
砥川労働基準監督署︒

パート
金属加工の
多賀 由紀:パート
午後だけ
休んで
きた
多賀 由紀:ほら
行くよ

労働基準監督署・
沼尻 敏行:順番に
いきましょう
沼尻 敏行:けがを
したのは
いつ
どこで
多賀 修:先週の
木曜
工場の
プレスで

多賀 修:けど
自分の
せい
なんです
多賀 修:安全の
カバーを
外したのは
俺で
多賀 修:そんなんで
労災
なんて
沼尻 敏行:わざと
けがを
しました?
多賀 修:まさか!

沼尻 敏行:でしたら
沼尻 敏行:労災の
対象に
なりますよ
多賀 修:え︙︙
沼尻 敏行:会社の
決まり
なんです
多賀 修:それじゃ
社長が︙︙

バンッ
多賀 由紀:あの
社長さんが
保険料が
上がるって
沼尻 敏行:順番に︙︙
保険料?
沼尻 敏行:会社は
何人
ですか
多賀 由紀:8人です
沼尻 敏行:でしたら
〈メリット


多賀 由紀:えっ
当たら
ない︙︙

多賀 修:はあ︙︙
社長
それを
心配しとった
のに
沼尻 敏行:もう1つ
沼尻 敏行:会社を
守る
保険でも
あるんですよ
多賀 由紀:あの︙︙
ついでに
多賀 由紀:社長さん
本人が
けがしたら?
沼尻 敏行:社長さんは
原則
入れません
多賀 修:そこ
聞く?
多賀 由紀:聞くでしょ

沼尻 敏行:さっきの表と
請求書の
書き方です
沼尻 敏行:会社と
一緒に
出すのが
いちばん
早いです
沼尻 敏行:書いて
もらえなければ
それでも
受け付けます
多賀 修:今夜
社長の家に
行きます

その夜︒
社長の家へ向かう道︒

多賀 由紀:沼尻さん
「順番に」って
2回
言ってた
多賀 修:数えとった
んか
多賀 由紀:私
外で待ってるね
多賀 修:︙︙おう



古市製作所の
古市 昭三:︙︙入れ
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