第4話「ビルの天井の上」

門脇 汐里:えっ
字が
違う!
門脇 勝治:次じゃ
ない
門脇 勝治:治じゃ
年金事務所の職員:生年月日と
お勤め先が
合いますので

年金事務所の
門脇 汐里:よかった
これで
門脇 汐里:2年が
つながった
門脇 勝治:瀬良さんに
知らせんと
いけんな
昔の仕事が、今の病気に?
第4話
年金事務所を出て︑
港の坂を上る︒

大学1年
門脇 汐里:次は
85年から
門脇 汐里:汐田設備
門脇 勝治:息子が
継いどる

汐田設備工業 社長
汐田 浩之:親父から
聞いとります
汐田 浩之:勝治さんの
話は
汐田 浩之:これ

パラッ
〈汐田設備工業の
汐田 浩之:親父
何でも
書く人で
門脇 勝治:︙︙わしの名も
書いとったか
門脇 汐里:毎年
ビルの
天井裏︙︙
1990年代。
ビルの天井の上。


天井の上は︑
船より
狭かった︒
今の︑
汐田設備工業︒

門脇 汐里:建設の
仕事で
石綿を
吸った人の
建設
門脇 勝治:船の分は?

門脇 汐里:あ︙︙
船は︙︙
門脇 汐里:建設の
仕事じゃ
ないから
門脇 汐里:入らない
みたい
門脇 勝治:20年は
門脇 勝治:数に
入らんのか

汐田 浩之:いや
数に
入らんでも
汐田 浩之:親父は
勝治さんの
船の話
ばっかり
しよりました

門脇 汐里:ねえ
でも
労災なら
門脇 汐里:船の仕事も
含めて
見てもらえる

汐田 浩之:親父の
帳面
汐田 浩之:使うて
ください
門脇 勝治:︙︙ありがたい
帰り道︑
祖父は
何も
言わなかった︒

家に戻ると︑
祖父は物置に入った︒



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