第2話「ばくちと、どこが違う?」

パチン
お金の
小学6年
棚橋 実花:あのあと
お父さん
一晩しゃべら
なかった
舟越 佐和子:あらまあ
授業の日に
おうちで
話したのね

植木職人
棚橋 洋平:聞こえてるぞ
棚橋 実花:だって
「ばくちだ」
って
それしか
言わないもん
舟越 佐和子:じゃあ洋平さん
ばくちと
どこが違うか
舟越 佐和子:いっしょに
見てみない?

棚橋 洋平:︙︙少しなら

舟越 佐和子:これ国の表
お金の置き場所
比べっこ
舟越 佐和子:みんなのお金を
まとめて
たくさんの
会社に分ける物
棚橋 実花:へえ
給食みたい
舟越 佐和子:ふふ
そうかもね
棚橋 洋平:でも
減るんだろ
舟越 佐和子:減るよ

棚橋 洋平:︙︙え
舟越 佐和子:減る年もある
棚橋 実花:えっ
動画で見た人は
2倍に︙︙
舟越 佐和子:大きく
増えるって
言う物は
舟越 佐和子:大きく
減る事もある

棚橋 実花:︙︙ずるい
いいとこしか
言ってなかった

棚橋 洋平:じゃあ
ふつう預金で
いいだろ
舟越 佐和子:使う日が
近いお金なら
それがいいの
棚橋 実花:じゃあ
遠いお金は?
舟越 佐和子:それは
木に聞いてみて

舟越 佐和子:この木
植えた年には
実が1つも
ならなかった
棚橋 洋平:桃栗三年
柿八年
舟越 佐和子:さすが
植木屋さん
棚橋 実花:えっ
8年も?


舟越 佐和子:長く
毎年
少しずつ
舟越 佐和子:それから
1本の枝に
全部
たよらない
舟越 佐和子:台風で
1本折れても
ほかの枝が
残るでしょ
棚橋 洋平:︙︙木の話なら
分かる
舟越 佐和子:長く続けると
増えた分が
また増える

棚橋 実花:この木
来年も
実がなる?
舟越 佐和子:手入れを
続ければね
舟越 佐和子:やめたら
そこで
おしまい

棚橋 洋平:ばくちは
一回で
決まるもんな
舟越 佐和子:そうそう
舟越 佐和子:ただ︑ね
先に決める事が
あるの

舟越 佐和子:実花ちゃん
その170万
舟越 佐和子:何のお金?
舟越 佐和子:いつ使うの?

棚橋 実花:え︙︙
わかんない


棚橋 洋平:お父さんも︙︙
舟越 佐和子:それが
決まったら
続きを
話しましょ
棚橋 碧:かき
とったー!
洋平の

棚橋 実花:ばあちゃん!

棚橋 トシ子:株なんて
棚橋 トシ子:うちは
二度と
やらん
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