第7話「倒れなかった夏」
話の後で、H株式会社
この
話の

中身は
電話の相手は辻堂。
「手を貸せ」と
言ってきた。
辻堂(電話の声):客先の基幹
システムだ
辻堂(電話の声):9時ちょうど
から
出荷の指示が
1件も出ない
辻堂(電話の声):エラーは
「出荷日が
未来の日付」
律:え?
今日は
7月1日
ですよね
律:9時ちょうどから
律:辻堂さん
中の「今日」
何日に
なってます?
辻堂(電話の声):︙︙6月30日

客先の
律:やっぱり︙︙
中の時計が
世界の時刻です
律:日本の朝9時は
世界の時刻の
0時
律:日付が変わる
その直前に
60秒が入った
2015年、入社式の朝。俺にだけAIが見える
第7話

競合の
辻堂:そうか︙︙
日付を
7月1日に
戻して
出荷の指示を
流し直す
09:31:04
辻堂:︙︙動いた
辻堂:借りは
返すぞ
律:貸した
つもりは
ありません
8月4日 12:40

律の
宇佐美:入社して
初めて
1週間も
休んだよ
前の人生の、
この夏。
宇佐美さんは、
病院にいた。

律:︙︙変わった
んだ
この夏は
8月28日 18:05
前の人生の8月、
この席は、
空いていた。

鬼塚:おい
月末の
請求の締め
変えた所の
確かめは?
律:あ︑一つだけ
試させて
ください
宇佐美:あれ?
9月は
30日までしか
ない︙︙
律:無い日付を
このシステムは
10月1日に
しちゃうんです
鬼塚:なんだと
9月の請求が
1か月
飛ぶのか

宇佐美:じゃあ月末は
「その月の
最後の日」で
数えよう
宇佐美:試すのは
31日・30日
あと2月の28日
鬼塚:よし全員
今日は
定時で帰れ
8月31日 21:30

律:借りって
アイスコーヒー
1杯ですか
辻堂:それは
前置きだ
辻堂:聞きたい事が
ある
辻堂:南雲
お前の窓の
「本日の残り」
いくつだ
律:︙︙951

辻堂:俺は
2,400だ

律:同じ窓︙︙
同じ朝に
戻ったのに︙︙
辻堂の窓の
「本日の残り」は、
俺より、多い。
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