第7話「迎え賃は、変わってもいい」
この


金獅子商会の
ヴィクトル:ふっ
昼の灰馬組は
空で走っている
ヴィクトル:月に一度
雨が降るのを
待つ組は
いずれ
持たない
空車の王都 〜転生配車係は、馬車を空で走らせない〜
第7話「迎え賃は、
翌日︒
昼の帳場︒

〈配車盤〉
チカ:そっか
迎え賃が
いつも同じ
だから

前の世界では︑
迎えの料金を︑
時間で変えてよい
決まりができた︒

チカ:昼の
空いた刻は
迎え賃を
5枚にします
チカ:閉門前は
15枚に
ガロ:はあ?
混む時に
客から多く
取るのか?
チカ:取るためじゃ
ないです
チカ:急がない客に
空いてる刻に
呼んでもらう
ためです
〈配車盤〉
ピム:︙︙あ
ほんとだ
足すと
同じになる!

ベルタ:ギルドに
迎え賃の札を
出しておいで
ベルタ:勝手に
変えたら
今度こそ
札を取られる
7日後︒

ピム:やった!
ピム:昼の呼び出し
また来たよ!
老婦人:昼なら迎え賃が
5枚だからね
用は昼に
まとめたよ
ピム:閉門前に
呼んだら
15枚だもんね
老婦人:夕方は
急ぐ人に
譲るさ
こっちは
急がない用だ

ガロ:悪くねえ
昼は
揺らさずに
走れる
包帯の男:閉門前は
1刻も待たされたが
昼はすぐ
来るんだな
ガロ:昼は
車が余ってんだ
︙︙迎え賃も
5枚だぜ
〈配車盤〉
チカ:やった︙︙!
チカ:空で走る昼が
減った!
その夜︒
雨の匂い︒

ヴィクトル:ちっ
小さな組に
先を越された
のは
初めてだ


チカ:一刻延びたら
客の山も
一刻延びる︙︙
チカ:でも︙︙
ガロさんたちも
一刻長く
走ることに
なる
空車の王都 〜転生配車係は、馬車を空で走らせない〜
第7話「迎え賃は、
つづく
この作品を読んだあなたへ
この作品を評価する
この話の感想・こうなったらいい
感想や














