第6話「宅配ボックスの空き」
この

めぐるの
戸倉 航:ジュン︙︙
聞こえて
ないよな
戸倉 航:だよな

森下 ふみ:あらあら
外廊下の
置き配は
今はお断り
なのよ
森下 ふみ:盗まれた
ばかりでね
佐伯 ジュン:えー︙︙
伝票は
玄関前なん
すけど
森下 ふみ:決まりは
決まりよ

戸倉 航:また︙︙
持ち戻り︙︙
ご不在につき、俺を持ち戻ります
第6話

日比野 めぐる:ただいま
︙︙ジュンから
聞いた
戸倉 航:めぐる!
戸倉 航:聞こえる!?
俺の声!
日比野 めぐる:はいはい
聞こえてる
朝から
うるさいよ
戸倉 航:置き場所
選び直さ
なきゃ!
戸倉 航:あと2日しか
ないんだよ!

戸倉 みのり:お兄ちゃんの
スマホ
持って
きました!
日比野 めぐる:選ぶのは
航くん本人
押すのは
みのりちゃん
戸倉 航:じゃあ!
戸倉 航:マンションの
宅配ボックス!
戸倉 みのり:お兄ちゃん
うち
宅配ボックス
無いじゃん

森下 ふみ:うちは
1994年の
建物でね
森下 ふみ:置こうって話は
毎年出るの
でもねえ
置く場所が
無いのよ
国の

戸倉 航:郵便受けは︙︙
無理か
日比野 めぐる:60サイズは
入らないよ
郵便受けは
手紙の箱だもん

日比野 めぐる:残りは3つ
駅のロッカー
コンビニ
営業所の窓口
戸倉 みのり:窓口なら
私が取りに
来ますよ!
日比野 めぐる:それだと
みのりちゃんが
受け取る
ことになるの
戸倉 航:︙︙あ
家族の
受け取りと
同じだ
俺は
戻れない
日比野 めぐる:コンビニも
最後に
受け取るのは
みのりちゃん

森下 ふみ:今度の
管理組合で
もう一回
言って
みようかしら
森下 ふみ:宅配ボックスの
置き場の分は
建物の広さの
決まりに
数えないって
聞いたのよ
戸倉 航:ふみさん
俺のために︙︙
森下 ふみ:あら
あなたの
ためじゃ
ないわよ
次の人のため
夜︒
駅の改札の横︒

日比野 めぐる:ほら
ここ
航くんの
帰り道でしょ
戸倉 航:え︙︙
毎朝
通ってたのに
戸倉 航:知らなかった

戸倉 航:よし︙︙
これで
俺は――

戸倉 航:空き︙︙
無い!?
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