第2話「消した跡」
この

2年3組の
須藤 創:横から
光を当てたら

須藤 創:え︙︙
来んな?

須藤 創:誰だよ
須藤 創:明日
クラスで
絶対に
見つけてやる
先生、それは学校の仕事ですか
第2話

2年の
石黒 正人:須藤先生
石黒 正人:あれ
まだ
いたの
須藤 創:石黒先生
これ

石黒 正人:写真
撮っとこう
石黒 正人:日付も
入れてね
須藤 創:明日の朝
クラスで
聞きます
須藤 創:誰が書いたか
絶対に

石黒 正人:1人で?
石黒 正人:それは
だめなんだよ
〈いじめの
須藤 創:えっ
違反︙︙?

石黒 正人:決めるのは
字じゃない
須藤 創:字じゃ
ない?
石黒 正人:小坂さんが
苦しいと
感じてるか
なんだ

石黒 正人:それとね
石黒 正人:いじめで
休んでる
かもしれない
なら
石黒 正人:30日は
待たない

須藤 創:えっ
また
30日︙︙?
〈同じ
石黒 正人:小坂さん
続けて
休んでるでしょ
石黒 正人:数を見てるのは
ね

石黒 正人:数より先に
動くため
だよ
石黒 正人:明日の朝8時
組織で
話そう
須藤 創:よし
翌朝
7時52分︒

小坂 りん(電話の声):今日も
休みます
須藤 創:分かった
4時の部屋
今日も
開けとく
須藤 創:机のプリントも
まとめて
持ってくな
小坂 りん(電話の声):︙︙机
見た?

須藤 創:見た
小坂 りん(電話の声):そっか
朝8時︒

〈学校いじめ対策組織〉


石黒 正人:担任1人に
させない
からね
須藤 創:はい
午後4時︒
3階の部屋
「ひだまり」︒

2年3組の
須藤 創:これ
置いとく
小坂 りん:あ
消しゴム
小坂 りん:4個目
だ

須藤 創:え
4個目?
小坂 りん:消しても
次の朝
また
書いてあった
小坂 りん:休む前は
毎朝
早く行って
消した
須藤 創:毎朝
1人で︙︙

須藤 創:誰が
って
聞かない
須藤 創:小坂が
苦しかったか
だけ
聞いていい?
小坂 りん:︙︙苦しかった
だけ
須藤 創:うん
言ってくれて
ありがとな

須藤 創:夜
話したく
なったら
小坂 りん:先生
小坂 りん:最後の
何回かは
小坂 りん:行ったら
もう
消えてた

須藤 創:消えてた︙︙?
須藤 創:誰かが
先に︙︙
夜7時︒
帰る前に︑
もう一度
2年3組へ︒

須藤 創(ささやき):︙︙波多野?

2年3組の
波多野 蒼太:︙︙
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