第3話「おばあちゃんの電話」
この

隣の
陸斗を名乗る
電話が︑続いていた︒
電話の男(電話の声):車で
人に
ぶつけ
ちゃって
電話の男(電話の声):相手の人が
けがしてて
瀬名 フサ:ええっ
電話の男(電話の声):示談に
すれば
警察には
言わないって
電話の男(電話の声):今日中に
300万︙︙

電話の男(電話の声):風邪
ひいてて
瀬名 フサ:陸斗の声
かすれてる
︙︙
瀬名 フサ:あらまあ
かわいそうに
電話の男(電話の声):お金は
会社の人が
取りに
行くから
電話の男(電話の声):このこと
誰にも
言わないで
1時間後︒
警察署の相談室︒

三谷 千鶴:送った物
全部
教えて
くれる?
瀬名 陸斗:免許証の
写真と︙︙
瀬名 陸斗:家族の
番号
三谷 千鶴:家族って
誰の?
瀬名 陸斗:母さんと︙︙


瀬名 陸斗:ばあちゃんの
番号も
送った
三谷 千鶴:今すぐ
かけて
みようか

発信中ば
瀬名 陸斗(つぶやき):話し中︙︙
瀬名 陸斗:もう
かかってる

三谷 千鶴:家族の
ふりをして
お金を
取る電話
三谷 千鶴:そう
電話で
だます詐欺を
まとめて
瀬名 陸斗:母さんが
ばあちゃんに
電話するって
祖母の家︒

瀬名 フサ(つぶやき):銀行
行かなきゃ
受話器を置いた途端︑
電話が︑
また鳴った︒

ジリリリ
瀬名 フサ:はい
瀬名です
瀬名 朋美(電話の声):お義母さん?
朋美です
瀬名 朋美(電話の声):ずっと
話し中で︙︙
瀬名 朋美(電話の声):陸斗の
ふりした
電話
来てない?

瀬名 フサ:え︙︙
瀬名 フサ:陸斗
事故を
起こしたって
瀬名 朋美(電話の声):それ
陸斗じゃ
ない

瀬名 フサ(つぶやき):陸斗の
番号︙︙
あった


瀬名 フサ(電話の声):陸斗かい?
瀬名 陸斗:ばあ
ちゃん!
俺!
瀬名 フサ(電話の声):ほんとの
陸斗
だね
瀬名 陸斗:さっきの
俺じゃ
ない
瀬名 フサ(電話の声):だろうと
思ったよ
瀬名 フサ(電話の声):声が
低すぎた
もの
瀬名 陸斗:ほんとに?
瀬名 フサ(電話の声):︙︙通帳は
出してた
けどね
三谷 千鶴:おばあちゃんの
住所
教えて
三谷 千鶴:取りに
来る人が
いる
110番
私から
入れる

瀬名 陸斗:ばあちゃん
切らないで
俺と
話してて
昼前︒
祖母の家の門︒

帽子の若者:会社の
者です
瀬名 フサ:うちには
渡すもの
なんて
ないよ

警察官:ちょっと
話を
聞かせて

帽子の若者:荷物を︙︙
受け取る
だけ
って
電話の向こうで︑
陸斗は︑
その声を聞いた︒
瀬名 陸斗:あれは
きのうの
俺だ
お金は︑
渡らなかった︒
夕方︒

三谷 千鶴:はい
飴
瀬名 陸斗:子ども
っすか
三谷 千鶴:がんばった
子には
あげるの
三谷 千鶴:おばあちゃんの
家の電話の
着信
見た?
三谷 千鶴:家に行った
警察官が
写真を
くれたの

+から
瀬名 陸斗:海外から
︙︙?
瀬名 陸斗:ばあちゃんちの
電話
変えなきゃ
瀬名 陸斗:母さんと
一緒に
選びます
その夜︒

相手:ば
瀬名 陸斗:俺の
代わり︙︙
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