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第2話「傷も、値段のうち」

この物語はフィクションです。登場する人物・団体・店は架空です。

朝の質店の帳場の奥。古い帳面がぎっしり並ぶ棚の前に、紺の半纏の老人が正座して背を向けている。左の戸口から、若い女性がのぞく。

久遠質店(継いで3か月)久遠 すず

久遠質店の店主(質屋60年)久遠 徳次

久遠 すず:じいちゃん
起きてたの

久遠 すず:あの時計
前にも
来たって︙︙

久遠 徳次:︙︙昔の
話だ

久遠 すず:昔って
いつ?

久遠 徳次:店を
開けろ

開いた質店の戸口で、若い女性が大きな包みを両腕で抱えて振り向く。息を切らし、髪が乱れている。戸の上に小さな鈴。

江森 まゆ:あの
ここって
買取も︙︙

江森 まゆ:やって
ますよね?

久遠 すず:は︑はい!

帳場のガラスのケースの上に、女子学生が紙袋から茶色の革のハンドバッグを出して置く。バッグの角は白っぽくすれている。学生は不安そうにすずを見る。

客・大学1年(18)江森 まゆ

江森 まゆ:これ
今日
売れますか

江森 まゆ:金曜までに
5万円
要るんです

久遠 すず:えっと︙︙
この型
百貨店で
見てた

久遠 すず:20年くらい
前の型
ですよね

江森 まゆ:母の
です
使わないから
あげるって

〈今月の帳場〉すずが1人で値を付けた品:1件月末まで:あと8日

ガラスのケースの上で、女子学生が学生証を両手で差し出し、すずの手が受け取る。上から見た手元(学生証の字と写真は読めない線)。

久遠 すず:あと
年齢の分かる
物を︙︙

江森 まゆ:18です
もう
大人
ですから

成年年齢(せいねんねんれい)(18歳)の解説

現実の事実民法の成年年齢は、2022年(令和4年)4月1日から、20歳から18歳に変わりました。18歳になれば、親の同意なしに自分1人で契約(物を売る・買う・借りる)ができます。そのぶん、結んだ契約の責任も自分で負います。

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久遠 徳次(画面の外の声):わしの頃は
20だった

久遠 すず:じいちゃん
寝てて
いいから

久遠 徳次(画面の外の声):いてて

ルーペを片目に当てたすずが、バッグの角に顔を近づける。すれて白くなった革の角。手前に大きく、黒ずんだ革の持ち手。持ち手が絵の枠の下の線を越えて手前へ出る。

久遠 すず:角が
すれてる︙︙

〈このバッグ〉型:20年ほど前の物角:すれて白い持ち手:手の跡で黒い中:汚れ箱・保存袋・保証書:無い

久遠 すず:持ち手
こんなに
黒くなるまで︙︙

江森 まゆ:︙︙汚い
ですよね

江森 まゆ:母
毎日
それで
仕事に

女子学生の寄り。両手をガラスのケースについて身を乗り出し、すがるような目ですずを見る。

江森 まゆ:あの
これ︙︙
本物
ですよね?

久遠 すず:はい
売り場で
何百も︙︙

久遠 徳次(画面の外の声):すず

帳場の奥の戸口で、紺の半纏の老人が柱に手を掛けて身を乗り出す。下から見上げる角度。背後の窓の白い光の中、眉を寄せた鋭い目がこちらを見下ろす。

久遠 徳次:本物か
偽物か
うちは
言わん

模倣品(もほうひん)(偽物(にせもの))の解説

現実の事実ほかの人の商標(ブランドの名前やマーク)をまねて作った品を模倣品といいます。2022年(令和4年)10月1日からは、海外の事業者から郵送などで届いた模倣品は、自分で使うための物でも税関で没収され、受け取れなくなりました。極端に安いブランド品の通販は、注文の前に売っている所の情報を確かめると安心です。

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久遠 すず:え︙︙
でも

久遠 徳次:うちが
言えるのは
引き受け
られるか

久遠 徳次:どうか
だけだ

売り場の頃は︑
店の名前が︑
本物の証しだった︒

久遠 すず:︙︙お値段は
付けられます

〈買取の値〉1万6,000円

女子学生の寄り。口を半分開け、目を見開いて固まる。
すずの横顔の寄り。こめかみに汗が1粒、眼鏡の奥で目を伏せる。

江森 まゆ:1万︙︙
6千円

江森 まゆ:母
30万で
買ったって︙︙

久遠 すず:それは
新品の
値段で︙︙

久遠 すず:えっと
中古の値って

古物(こぶつ)(中古品(ちゅうこひん))の解説

現実の事実古物営業法では、一度使われた物と、使われていなくても使うために取引された物(買ったまま使わずにしまってある物など)を「古物」といいます。使っていない新品でも、一度人の手に渡った物を売る時は中古の扱いで、値は新品の値段とは別に決まります。

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〈買取の値が決まる所〉型と、今の中古の相場状態:すれ・汚れ・におい付いている物:箱・保存袋・保証書・買った時のレシート

久遠 すず:箱とか
カードとか
ありませんか

江森 まゆ:カード︙︙?

久遠 すず:買った時に
お店で付く
保証書です

女子学生がきょとんとした顔で、ガラスのケースの上のバッグの口を両手で開け、中をのぞき込む。

江森 まゆ:あ
中のポケットに
何か︙︙

開いたバッグの内側を上から見る。内ポケットから古い封筒の端がのぞく。内張りの布に、青いボールペンの線がにじんでいる(形はまだ分からない)。

久遠 すず:封筒と︙︙
中の
汚れ

バッグの内張りの布の寄り。子どもが青いボールペンで描いた、丸い顔と小さな手の形の落書き(字は無い)。ルーペの丸い縁が手前に大きく写る。

久遠 すず:これ︙︙
落書き?

江森 まゆ(画面の外の声):︙︙あ

江森 まゆ:それ
あたしです

女子学生の寄り。片手で口元を押さえ、目を見開く。窓の白い光が横から当たる。

江森 まゆ:3歳の時
それで
すごく
怒られて

江森 まゆ:︙︙消して
なかったんだ

白い袖のすずの両手が、古い封筒から保証書のカードとレシートを引き出す(字は読めない線)。電気スタンドの小さな光が、ガラスのケースに映る。

〈封筒の中〉保証書:1枚レシート:1枚

久遠 すず:保証書と
レシート︙︙

久遠 すず:これがあると
少し
上がります

〈買取の値〉1万6,000円 → 2万1,000円(保証書・レシートあり)

江森 まゆ:︙︙上がった

江森 まゆ:でも
5万には︙︙

売り場の頃︑
すずは客に︑
わけを聞かなかった︒

久遠 すず:あの︙︙
聞いても
いいですか

久遠 すず:どうして
売るん
ですか

すずの肩越しに、ガラスのケースの向こうの女子学生。うつむいて、バッグの持ち手を指でなぞる。昼の窓の白い光。

江森 まゆ:後期の
授業料
5万円
足りなくて

江森 まゆ:母
パートを
2つ
掛け持ちしてて

江森 まゆ:もう
頼めない
から

久遠 すず:それ
大学に
相談しました?

江森 まゆ:え?

久遠 すず:私も
奨学金で
大学に
行ったから

奨学金(しょうがくきん)(貸与型(たいよがた)と給付型(きゅうふがた))の解説

現実の事実日本学生支援機構(JASSO)の奨学金には、卒業後に返す「貸与型」と、返さなくてよい「給付型」があります。給付型は、国の修学支援新制度(しゅうがくしえんしんせいど)の授業料(じゅぎょうりょう)・入学金の減免と一緒に受けられます。入学してからでも申し込めます。

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〈学費が足りない時の窓口〉大学の学生課・奨学金の窓口国の制度:授業料の減免と、返さない奨学金(修学支援新制度)分けて払う・待ってもらう:大学ごとの決まり

高等教育(こうとうきょういく)の修学支援新制度(しゅうがくしえんしんせいど)の解説

現実の事実大学・短大・専門学校などの授業料(じゅぎょうりょう)と入学金を減らしたり免除したりし、返さなくてよい給付型(きゅうふがた)の奨学金(しょうがくきん)を出す国の制度で、2020年(令和2年)4月に始まりました。対象は世帯の収入などで決まり、2025年度(令和7年度)からは、子どもを3人以上扶養する世帯の学生は、所得の制限なく国が決めた額まで授業料・入学金が減免されます。

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江森 まゆ:︙︙知らな
かった

久遠 徳次(画面の外の声):ちょっと
貸せ

電気スタンドの光の中で、紺の半纏の老人が開いたバッグを片手で持ち上げ、ルーペを目に当てて内側をのぞく。老人の太い指が、内張りの青い落書きのそばを、そっとなぞる。

久遠 徳次:この落書きは
買取なら
値を下げる

久遠 徳次:︙︙だがな

久遠 徳次:傷も
値段の
うちだ

江森 まゆ:値段の︙︙
うち?

久遠 徳次:あんたの
母さんは
この傷ごと
20年
持ってたんだ

女子学生がバッグを両腕で胸に抱きしめ、泣き笑いの顔でうつむく。背後の窓の白い光。

江森 まゆ:︙︙やっぱり
売りません

江森 まゆ:母に
足りないって
ちゃんと
言います

江森 まゆ:大学にも
聞いてみる

久遠 すず:また
いつでも

昼の曇りの商店街へ開く質店のガラス戸の外で、女子学生がバッグを腕に掛けて振り返り、笑って小さく手を振る。戸の上の小さな鈴が揺れる。

〈今月の帳場〉すずが1人で値を付けた品:2件買い取った品:0件月末まで:あと8日

久遠 徳次:値は
付けたが
1円も
儲かっとらん

久遠 すず:じいちゃんが
止めたん
でしょ

久遠 徳次:︙︙ふん

久遠 徳次:財布より
先に
客のわけを
聞いたな

久遠 すず:えっと︙︙
褒めてる?

久遠 徳次:いてて

その夜︒

閉店の後の帳場。電気スタンドのそばで、すずが棚から古い帳面の束を両腕で抱えて下ろす。背表紙の字は読めない細い線。

久遠質店には︑
60年分の
帳面がある︒

質屋・古物商(こぶつしょう)の帳簿(ちょうぼ)の解説

現実の事実質屋は質の契約をするたびに、日付・品物・特徴・質に入れた人の住所や氏名などを帳簿に書き(質屋営業法第13条)、最後に書いた日から3年間保存します(第14条)。古物商も、買い取りなどのたびに帳簿に書いて3年間保存します(古物営業法第16条・第18条)。帳簿をなくしたり盗まれたりした時は、すぐ警察署に届け出なければなりません。

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久遠 すず:時計の刻印は
1985年4月

久遠 すず:昭和60年の
4月︙︙

光の輪の中に開いた古い帳面の見開きの寄り(上から)。綴じ目に、切り取られた頁の細い残りが1枚分ある。帳面の字は読めない線。

〈昭和60年の帳面〉4月の頁:1枚、切り取られている

久遠 すず:うそ︙︙

久遠 すず:誰が
切ったの

久遠 徳次(画面の外の声):その帳面は
触るな

暗い帳場の奥の戸口に、紺の半纏の老人の影が立つ。背後の廊下の白い光で輪郭だけが光り、目だけがこちらを見る。下から見上げる角度。

第2話「傷も、値段のうち」

つづく

原作・脚本
地番堂
作画
地番堂

制作に生成 AI を使用(生成 AI の使い方)

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AIすずが帳面を閉じずに持ったまま立つか、すぐ棚へ戻すかで、2人の力関係が変わります。切り取られた頁の残りを指でなぞる手の寄りを1枚入れると、すずが引かない事が台詞より先に伝わります。

あなた持ったまま立つ形で、最初の台詞を

AIすず「……じいちゃんが、切ったの?」。徳次は答えず、腰に手を当てて奥へ戻る。

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この話で分かること

ブランドバッグの買取の値は、何で決まる?

型と今の中古の相場、状態(角のすれ・持ち手の黒ずみ・内側の汚れ・におい)、付いている物(箱・保存袋・保証書・買った時のレシート)で決まる事が多いです。新品の値段(定価)とは別の物です。

条件・例外

値の付け方は店と時期で違います。何軒かで聞いてから決める人もいます。

物語との違い

作中の「1万6,000円」「2万1,000円」「新品なら30万円」は作中の店と品の値です。

保証書(ギャランティカード)やレシートが無いと、売れない?

無くても、店が引き受けられれば値は付きます。保証書や買った時のレシートは、店がその品を確かめる材料の1つで、あると値が上がる事があります。

条件・例外

扱いは店ごとに違います。売る前に、付いていた物をまとめて探しておくと話が早く進みます。

買取の店は、本物かどうかを教えてくれる?

本物と言い切るかどうかは店によります。作中の店のように、その品を「引き受けられるかどうか」だけを伝える店もあります。模倣品(もほうひん)(偽物)は、2022年10月から、海外の事業者から届いた物は自分で使う物でも税関で没収されるようになりました。

18歳は、親の同意なしで物を売れる?

民法の成年年齢(せいねんねんれい)は2022年4月1日から18歳です。18歳以上は、親の同意なしに自分で売る・買うなどの契約ができます。売る時は、店が古物営業法で住所・氏名・職業・年齢を確かめるので、身分証を持って行きます。

条件・例外

店によっては、法律とは別に年齢の条件を決めている事があります。

学費が足りない時は、どこに相談する?

通っている学校の学生課や奨学金(しょうがくきん)の窓口で聞けます。国の修学支援新制度(しゅうがくしえんしんせいど)(授業料(じゅぎょうりょう)・入学金の減免と給付型(きゅうふがた)の奨学金)と、日本学生支援機構の奨学金は、入学してからでも申し込めます。授業料を分けて払う・待ってもらう仕組みは、学校ごとの決まりです。

この話の用語

成年年齢(せいねんねんれい)(18歳)漫画の中で見る
現実の事実民法の成年年齢は、2022年(令和4年)4月1日から、20歳から18歳に変わりました。18歳になれば、親の同意なしに自分1人で契約(物を売る・買う・借りる)ができます。そのぶん、結んだ契約の責任も自分で負います。
模倣品(もほうひん)(偽物(にせもの))漫画の中で見る
現実の事実ほかの人の商標(ブランドの名前やマーク)をまねて作った品を模倣品といいます。2022年(令和4年)10月1日からは、海外の事業者から郵送などで届いた模倣品は、自分で使うための物でも税関で没収され、受け取れなくなりました。極端に安いブランド品の通販は、注文の前に売っている所の情報を確かめると安心です。
古物(こぶつ)(中古品(ちゅうこひん))漫画の中で見る
現実の事実古物営業法では、一度使われた物と、使われていなくても使うために取引された物(買ったまま使わずにしまってある物など)を「古物」といいます。使っていない新品でも、一度人の手に渡った物を売る時は中古の扱いで、値は新品の値段とは別に決まります。
奨学金(しょうがくきん)(貸与型(たいよがた)と給付型(きゅうふがた))漫画の中で見る
現実の事実日本学生支援機構(JASSO)の奨学金には、卒業後に返す「貸与型」と、返さなくてよい「給付型」があります。給付型は、国の修学支援新制度(しゅうがくしえんしんせいど)の授業料(じゅぎょうりょう)・入学金の減免と一緒に受けられます。入学してからでも申し込めます。
高等教育(こうとうきょういく)の修学支援新制度(しゅうがくしえんしんせいど)漫画の中で見る
現実の事実大学・短大・専門学校などの授業料(じゅぎょうりょう)と入学金を減らしたり免除したりし、返さなくてよい給付型(きゅうふがた)の奨学金(しょうがくきん)を出す国の制度で、2020年(令和2年)4月に始まりました。対象は世帯の収入などで決まり、2025年度(令和7年度)からは、子どもを3人以上扶養する世帯の学生は、所得の制限なく国が決めた額まで授業料・入学金が減免されます。
質屋・古物商(こぶつしょう)の帳簿(ちょうぼ)漫画の中で見る
現実の事実質屋は質の契約をするたびに、日付・品物・特徴・質に入れた人の住所や氏名などを帳簿に書き(質屋営業法第13条)、最後に書いた日から3年間保存します(第14条)。古物商も、買い取りなどのたびに帳簿に書いて3年間保存します(古物営業法第16条・第18条)。帳簿をなくしたり盗まれたりした時は、すぐ警察署に届け出なければなりません。

出典

更新日:

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この話のあらすじ

時計の刻印の翌朝、すずが祖父の徳次に「前にも来たって」と聞いても、徳次は「昔の話だ」としか言わない。開店すると、大学1年の江森 まゆ(18)が、母にもらったブランドのバッグを「金曜までに5万円要る」と売りに来る。角はすれ、持ち手は黒く、内側は汚れている。「本物ですよね?」と聞かれ、売り場の頃のように言い切りかけたすずを、徳次が「うちが言えるのは、引き受けられるかどうかだけだ」と止める。買取の値は1万6,000円。内ポケットの保証書とレシートで2万1,000円に上がるが、内張りの汚れは、まゆが3歳の時に描いた落書きだった。すずは初めて客に売るわけを聞き、授業料(じゅぎょうりょう)が足りない事を知って、大学の窓口と修学支援新制度(しゅうがくしえんしんせいど)を勧める。徳次の「傷も、値段のうちだ」に、まゆはバッグを売らずに持ち帰る。すずの2件目。その夜、すずは昭和60年の帳面(ちょうめん)を開き、4月の頁(ぺーじ)が1枚、刃物で切り取られているのを見つける。背後で徳次が「その帳面は、触るな」と言う。

作者

地番堂

土地と建物の値の決まり方、質の品の値付け、賃貸の退去の費用の分け方を、異世界やダンジョン、商店街の物語にして描いています。

この作品について

持ち込まれた品の値がどこで決まるのか、質に入れるのと売るのでは何が違うのかを、品と持ち主の事情の両方から味わえます。

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