第2話「「大丈夫」と言わない日」
この

ジュウウ
翌朝︒


三森 孝一:考えさせてって
︙︙何を?
三森 文香:︙︙私も
分からない
三森 孝一:あ︑そうだ
卵!
自分で言った言葉に︑
自分が一番︑
驚いていた︒
家族が寝たら、電話します。
第2話『「大丈夫」と
その日の夕方︒

夫の
三森 光枝:文香さん
しばらく
お世話に
なるわね
三森 光枝:文香さんなら
できるでしょう
三森 孝一:病院から
そのまま
連れてきたよ
三森 文香:は
はい︙︙
三森 孝一:木曜は
母さん
休めるだろ?

三森 文香:木曜は
パートの
日なのに

三森 光枝:悪いわね
左手だけじゃ
何も
できなくて
三森 文香:大丈夫
大丈夫
また︑
言ってしまった︒
翌日の休憩室︒

宇野 まりえ:え︑これ
全部
ひとりで?
三森 文香:夫は
仕事だし

惣菜売り場の
三森 文香:ちいき
︙︙ほうかつ?
検索:地域包括支援
宇野 まりえ:うちの母の時
行ったよ〜
三森 文香:でも義母は
まだ
介護なんて

宇野 まりえ:要るか
どうかも
聞いて
いいんだって
水曜は︑
パートが休みだった︒

本人のいない
相談なんて︑
していいのだろうか︒

地域包括支援
三森 文香:すみません
本人が
来られなくて
若狭 倫子:ご家族だけの
ご相談も
多いんですよ

若狭 倫子:でも
その前に

三森 文香:︙︙全部
私だ
若狭 倫子(画面の外の声):ご主人は?
三森 文香:夫は
仕事が︙︙
若狭 倫子(画面の外の声):三森さんの
お仕事は?

三森 文香:私の︙︙
パートを︑
「仕事」に
数えていなかった︒
私自身が︒
その夜︒

三森 文香:これ
見てほしいの
三森 孝一:全部
母さんだな
三森 孝一:あ
こっちの
母さんか
三森 文香:木曜の10時
あなたが
行けない?

三森 孝一:俺?
仕事
だろ
三森 文香:仕事?

三森 文香:私も
仕事なの
三森 孝一:︙︙
三森 孝一:俺の
母さん
だもんな
木曜の10時︒


相手:診察
三森 文香:ふふ
木曜の揚げ場に︑
私がいた︒
その夜︑
23時48分︒

ほたるさんに︑
話したかった︒
「大丈夫」と
言わなかった事を︒
ほたるただいま、

三森 文香:︙︙10分
だけなら
発信中朔夜
朔夜(電話の声):こんばんは
朔夜です
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