第1話「積立金、2倍です」
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・店は架空です。

4月。柊ヶ丘ハイツの
住人たち(何人もの声):おめでとう
ございます!
真壁 浩二:え
おれ︙︙?

〈くじ〉理事長
柊ヶ丘ハイツ 7階
真壁 浩二:1年だけ
何もしないで
やり過ごそう
塩見 正造:ほらよ
理事長

塩見 正造:あと
積立金が
足りない
真壁 浩二:は?

前の
塩見 正造:わしは
今日で
おしまいだよ
真壁 浩二:ちょ
ちょっと!
真壁 浩二:60万!?
その夜︒7階の部屋︒

真壁 浩二(つぶやき):なんで
足りないんだよ

真壁 浩二:上げる日に
みんなが
反対したら
真壁 浩二:そりゃ
足りないよな

〈国の
真壁 浩二:うちは
半分も
ないのか︙︙
真壁 浩二:やるしか
ないか
〈理事会に

理事たち(何人もの声):反対!
桃井 あおい:2倍って
うち
子ども2人
桃井 あおい:月1万も
増えたら︙︙
前の理事長の塩見も︑
見に来ていた︒
塩見 正造(画面の外の声):年金暮らしに
2倍は
きついよ

真壁 浩二:やっぱり
何もしない
方が︙︙
真壁 浩二:す︑すみません
真壁 浩二:どうせ
嫌われ役なんで
1つだけ
〈2つの
真壁 浩二:どっちも
60万円
なんです
真壁 浩二:一度に︑か
毎月︑か
だけで
桃井 あおい:一度に
60万は︙︙

3階の
桃井 あおい(つぶやき):いたた
結衣
やめて
桃井 あおい:月1万なら
まだ
考えられる

塩見 正造:10年前
値上げに
反対したのは
塩見 正造:わしだよ
真壁 浩二:えっ
塩見 正造:あの時
上げてりゃ
な
くじの理事長の︑
最初の一歩︒
次の朝︒エントランス︒
七尾 大地:理事長
おはよう
ございます

管理会社の


3通の見積書を︑
並べた︒
〈大規模修繕の
真壁 浩二:2倍でも
足りない︙︙
真壁 浩二:しかも
3社とも
ほぼ同じ
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あなた3社の見積もりがほぼ同じだと気づいた次の朝、真壁が塩見さんの部屋をたずねる場面を考えたい
AI塩見さんが玄関を開けずにドア越しに話すか、部屋に上げてお茶を出すかで、昨日の告白の後の2人の距離が変わります。机の上の古い見積書の束を、塩見さんが先に出しておく絵にすると、読む人が「前にも何かあった」と気づけます。
あなたお茶を出す形で、最初の台詞を
AI塩見「……来ると思ってたよ」。真壁「3社とも、同じなんです」。絵:狭い居間のちゃぶ台に、湯のみ2つと、黄ばんだ見積書の束。
送る質問あらすじを踏まえて、次の話の展開を一緒に考えて
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