第1話「みんな、やってるから」
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・店は架空です。

土曜の
奏汰の
小学5年
相沢 理沙(画面の外の声):北村さーん

奏汰の
相沢 理沙:入るでしょ?
来月から
相沢 理沙:うちのクラス
半分は
受験する
って
北村 加奈子:は
半分!?
相沢 理沙:みんな
やってる
からさ

北村 加奈子:みんな︙︙
夜10時︒
北村家の食卓︒

奏汰の
北村 加奈子:月8万︙︙
北村 加奈子(つぶやき):かける12で
96万︙︙
北村 加奈子(つぶやき):講習は
別︙︙
北村 徹:まあ
みんな
やってるなら
いいんじゃ
ない?
北村 加奈子:「みんな」って
誰よ!

北村 徹:はい︙︙

〈教育費の
北村 加奈子:2年で
なくなる︙︙
北村 加奈子:︙︙よし

北村 加奈子(つぶやき):こういうのは
国の数字
〈文部科学省
北村 加奈子:えっ
北村 加奈子:6割
0円︙︙?
北村 加奈子:みんなじゃ
ないじゃん
北村 加奈子:受かったら
受かったで︙︙

北村 加奈子:467万!?
北村 徹:え︑何
何万?

北村 加奈子(画面の外の声):なんでもない!
北村 加奈子:数字は
分かった
北村 加奈子:でも
肝心の
本人に︙︙

日曜の朝︒

北村 奏汰:何それ
暗号?
北村 加奈子:奏汰の
塾の計算
北村 奏汰:ふーん
北村 加奈子:ねえ
奏汰
北村 加奈子:奏汰は
どうしたい?
北村 奏汰:え
北村 奏汰:みんな
行くん
でしょ
北村 加奈子:みんなは
いいの
北村 加奈子:奏汰に
聞いてるの

北村 奏汰:︙︙本当は
行きたく
ない
北村 加奈子:やっぱり︙︙
北村 加奈子(つぶやき):よかった︙︙
96万︙︙
北村 奏汰:でも

北村 奏汰:ユウキと
同じ中学には
行きたく
ない


〈教育費の
北村 加奈子:ユウキくんって
同じ学年の︙︙?
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あなた「ユウキと同じ中学には行きたくない」と聞いた夜、加奈子が奏汰の部屋をノックする場面を考えたい
AI加奈子が電卓を持ったまま行くのか、置いて行くのかで、この話が「お金の話」から「奏汰の話」へ移ったことが見えます。ドアの前で一度止まる絵を入れると、聞く側のためらいも出せます。
あなた電卓を置いて行く形で、最初の台詞を
AI加奈子「奏汰、ちょっといい? ……お金の話じゃ、ないから」。絵:食卓に残った電卓と、伸びたままのロール紙。
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