第1話「全部、禁止にします。」
この作品には、D株式会社
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・店は架空です。

月曜、
砂川 勲:今日から
AI 担当は
浜野さんだ!
社員たち(何人もの声):おおー

総務・勤続14年浜野 ゆかり
浜野 ゆかり:えっ
なんで
私?
砂川 勲(画面の外の声):来月の説明会で
全員が
使えるように!
〈全社の
砂川 勲:でAI って
何人で
来るんだ?
社長砂川 勲

浜野 ゆかり:︙︙人じゃ
ないです
今日から、AI 担当です。
第1話「全部、禁止にします。」
その日の午後︒
総務の机︒

14年︑総務で
決まりを
作ってきた︒
AI の決まりは︑
作ったことが
ない︒
立花 大地:浜野さん
見てください!

営業・
立花 大地:見積もりの
メール
AI で一発で
書けましたよ
〈立花さんの

浜野 ゆかり:全部
禁止!

〈お知らせ〉社内での
3日後︒
非常階段の踊り場︒

立花 大地:今のうちに
返信を︙︙
立花 大地:あ
いや
これは︙︙

禁止したら︑
見えない所で
使うだけだ︒
その夜︒
総務の机︒

いけなかったのは︑
AI じゃない︒
お客の名前と
金額を︑
何に使われるか
分からない所へ
入れたこと︒
〈国の
翌日︒
立花 大地:あれ
これ
備品の
貸し出し簿
ですよね?

浜野 ゆかり:そう
書き慣れてる
形なの
〈AI の
立花 大地:でも
名前を
消しても
立花 大地:会社の名前で
分かりますよ
浜野 ゆかり:あっ︙︙
じゃあ
それも
入れない
〈
立花 大地:これなら
隠れなくて
いいですね

翌週の月曜︒
朝礼︒

立花 大地:入れない物!
お客の名前
連絡先
金額
社員たち(何人もの声):はい!
決まりが︑
初めて声に出して
読まれた︒
砂川 勲:よし!

砂川 勲:研修は
外に
頼め!

〈外の
浜野 ゆかり:︙︙は?
0円で
外に?
説明会まで︑
あと23日︒
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あなた浜野さんが、予算0円で外の研修を探す場面を考えたい
AI浜野さんは、総務の「備品の貸し出し簿」の後ろのページに「外に頼める物」の表を作り始める。立花さんが「0円って、ボランティアですか」と聞き、浜野さんは「だから、先に何を頼むかを決めるの」と返す、にすると、次の話の「外に何を頼むか」へつながります。
あなたその場面の、社長の一言を
AI社長「AI なら、タダでやってくれるだろ」。絵:昼の総務の机、湯のみを持って通りかかった社長が、浜野の表をのぞき込む。
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