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# コンテキスト：空車の王都 〜転生配車係は、馬車を空で走らせない〜 第5話「相乗りの馬車」

トゥーンエル（https://tooneru.com/）の縦読み漫画です。作者：空車ノート（原作・脚本：空車ノート／作画：空車ノート／編集：トゥーンエル編集部／制作に生成 AI を使用）。公開日：2026-10-19。

## 作品の設定

雨の夜、配車の画面の前で倒れたタクシー会社の配車係が、馬車と飛竜便が行き交う王都の小さな辻馬車屋に生まれ変わる。勘で客を探し、空のまま街をさまよう御者たち。彼女は記録から人の流れを読み、馬車を空で走らせない仕組みを作っていく。

タクシーの配車の仕事で使う「需要を読んで車を回す」考え方を、馬車と飛竜便が走る王都に置きかえて描いています。

## 登場人物

- チカ（真柴 千景）：主人公。前世はタクシー会社の配車センターの配車係（34歳）。王都の辻馬車屋「灰馬組」の帳付け（17歳）として目覚める。今と過去の記録だけを映す窓〈配車盤〉を持つ。
- ベルタ：灰馬組の組頭。68歳、腰を悪くした元御者。チカの祖母。
- ガロ：灰馬組の古株の御者（46歳）。流し一筋25年。口が悪いが、王都の道を誰より知っている。
- ピム：灰馬組の見習い御者（15歳）。足が速い。
- ヴィクトル：大きな運送の商会「金獅子商会」の配車頭。辻馬車200台と飛竜便を回す。
- ネリ：施療院の見習いの癒し手。
- トマ：灰馬組の若い御者。
- イレーネ：侯爵家の娘。足に古い怪我があり、馬車が揺れると痛む。
- アダ：建国祭の舞台を組む石工。外町に住む。

## ここまでの話

- 第1話「雨の閉門前」：タクシーがつかまらない・来ないのはなぜ？ 雨の金曜の深夜に倒れた配車係・真柴千景は、王都の辻馬車屋の帳付けチカとして目を覚ます。チカは乗車の記録から、雨の閉門（終電）前に来る需要の山を読む。
- 第2話「流しか、付け待ちか」：実車率とは？ 3割に上げなければ、灰馬組は営業札を失う。チカは車輪に数え木を付け、客を乗せた距離と走った距離の全部を測る。流しのガロと付け待ちのピムを1日比べた結果は、どちらも正しかった。
- 第3話「迎えに行く距離」：迎車とは？ 呼んだ馬車が遠くから来るのでは、客は待ちきれずに帰ってしまう。城門広場を失った灰馬組は、呼ばれて迎えに行く仕事を始め、チカは札の順番ではなく「いちばん近い空車を出す」に変える。
- 第4話「評判と指名」：侯爵家の娘が指名したのは、組でいちばん客に嫌われている御者ガロだった。チカは乗った人の声を集めて〈評判の帳〉を作る。同じ日、宿から「空の馬車が目の前を素通りしたのに、呼んだら来ない」と苦情が入る。

## この話のあらすじ

金獅子商会の飛竜便に貴族の客を取られ、灰馬組の実車率は24%に下がる。建国祭の準備の夕方、閉門前の大広場から外町へ帰る職人の呼び出しが31件入るが、空車は6台しかない。行き先のほとんどが東門の外だと見たチカは、前の世界の相乗りの決まりにならい、行き先の近い客を走り出す前に組み合わせて1台に乗せる。客どうしが同乗を承知してから乗り、途中で知らない客は乗せない。運賃は乗る前に決め、乗った距離で分ける（通し50枚の道を3里と2里で乗れば30枚と20枚）。組むのは帳場で、御者は乗り場で客を組まない。乗る時は呼び出しの札の番号で本人を確かめ、家を知られたくない客は手前の井戸の広場で降ろす。現実の国の制度（2021年11月から）も、目的地の近い客どうしを運送の前に組み合わせ、運賃は原則として乗車距離に応じて按分する。1台で2組を運び、空で戻る道が減って、実車率は29%に上がる。だが翌朝、御者ギルドから呼び出し状が届く。乗合馬車の営業札なしに客を乗り合わせた疑いで、月末の審査で営業札の処分を決めるという。訴えたのはヴィクトルだった。月末まで6日、3割まであと1%。

## この話で分かること

- 相乗りタクシーとは？ 知らない人と途中で乗り合わせるの？：配車アプリ等を通じて、目的地の近い客どうしを走り出す前に組み合わせ、1台のタクシーに乗せる国の制度です（国土交通省、2021年11月1日から）。客どうしが運送の前に同乗を承知して一緒に契約するもので、走り出した後に知らない客が乗ることはありません。
- タクシーの相乗りの運賃は、どう分ける？：原則として、乗った距離に応じて分けます（按分）。国土交通省の例では、運賃5,000円の道を、Aが15km、Bが10km乗った時、Aは5,000円×15/25＝3,000円、Bは5,000円×10/25＝2,000円です。乗る前に運賃の額が決まる運用が原則です。
- 乗合タクシー・乗合バスと、相乗りタクシーの違いは？：乗合は、走り出した後も知らない客が乗り合う運び方で、道路運送法では一般乗合旅客自動車運送事業として、タクシー（一般乗用旅客自動車運送事業）とは別の種別の許可になります。相乗りタクシーは、走り出す前に行き先の近い客どうしを組み合わせる、タクシーの運び方で、国土交通省は「運送開始後に不特定の旅客が乗車できるバスとは異なる」と説明しています。

## 用語

- タクシーの相乗り（相乗りサービス）（現実の事実）：配車アプリ等を通じて、目的地の近い客どうしを走り出す前に組み合わせ、1台のタクシーに乗せる国の制度です。国土交通省が2021年11月1日から認めました。客どうしが運送の前に同乗を承知し、一団の客として一緒に契約するもので、走り出した後に知らない客が乗ることはありません。
- 相乗りの運賃の分け方（按分）（現実の事実）：国の制度では、相乗りの運賃は、原則として乗った距離に応じて分けます。国土交通省の例では、地点①から④までの運賃が5,000円で、Aが15km、Bが10km乗った時、Aは5,000円×15/25＝3,000円、Bは5,000円×10/25＝2,000円です。もめごとを防ぐため、乗る前に運賃の額が決まる運用が原則です。
- 乗合馬車（作中の世界の決まり）：この世界では、走りながら、途中で知らない客を乗せていく馬車で、営業札が別に要ります。

## 出典

- この話：https://tooneru.com/kusha-note/taxi/manga/5-ainori/
- 本文の Markdown 版：https://tooneru.com/kusha-note/taxi/manga/5-ainori/index.md
- 国土交通省「新たにタクシーの『相乗りサービス』制度を導入します！」（令和3年10月29日）：https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha03_hh_000338.html
- 国土交通省 自動車局長 通達「一般乗用旅客自動車運送事業における相乗り旅客の運送の取扱いについて」（国自旅第297号、令和3年10月29日）：https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001429619.pdf
- 国土交通省「新たにタクシーの『相乗りサービス』制度を導入します！」（令和3年10月29日）：https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha03_hh_000338.html
- 国土交通省 自動車局長 通達「一般乗用旅客自動車運送事業における相乗り旅客の運送の取扱いについて」（国自旅第297号、令和3年10月29日）：https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001429619.pdf
- e-Gov 法令検索「道路運送法」（第3条・第4条）：https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000183

## 相談の例

- 漫画「空車の王都 〜転生配車係は、馬車を空で走らせない〜」の第5話で出てきた「タクシーの相乗り（相乗りサービス）」を、実務ではどう確かめる？
- 漫画「空車の王都 〜転生配車係は、馬車を空で走らせない〜」の第5話で出てきた「相乗りの運賃の分け方（按分）」を、実務ではどう確かめる？
- 漫画「空車の王都 〜転生配車係は、馬車を空で走らせない〜」の第5話で出てきた「乗合馬車」を、実務ではどう確かめる？
- 漫画「空車の王都 〜転生配車係は、馬車を空で走らせない〜」の第5話に関連して：相乗りタクシーとは？ 知らない人と途中で乗り合わせるの？
- 漫画「空車の王都 〜転生配車係は、馬車を空で走らせない〜」の第5話のあらすじを踏まえて、次の話の展開を一緒に考えて

※ 作中の世界の決まりは物語の設定です。現実の事実は、出典や一次資料で確かめてください。
