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# コンテキスト：無申告、改めます。 第4話「二十年、来ない家」

トゥーンエル（https://tooneru.com/）の縦読み漫画です。作者：ことわり帖（原作・脚本：ことわり帖／作画：ことわり帖／編集：トゥーンエル編集部／制作に生成 AI を使用）。公開日：2026-10-19。

## 作品の設定

3年、確定申告を出さずに、送信のボタンを押す前に倒れたフリーランスが、和風の港の城下町〈銭ヶ浦〉の勘定改め所に、見習いの改め役として生まれ変わる。目の前には、前世の未納が日ごとに増える〈未納の帳〉。帳を見ずに〈見立て〉で税を取る改め所で、彼は誰も読まない〈申告の御定め〉と、控えの札と、取引先の記録から、一円も多くも少なくもない「正しい額」を出していく。

確定申告をしないとどうなるか（期限後申告・無申告加算税・延滞税）、税務調査は何年分・どこまで・どの順で調べるか、帳簿と経費の決まりを、和風の異世界の城下町の〈勘定改め所〉に置きかえて描いています。率・期間・手順は令和8年の日本の決まりに合わせ、各家の額は作中の値です。

## 登場人物

- 伊織（弓削 伊織）：主人公。前世は31歳のフリーランスの映像編集者。3年、確定申告を出さず、4年目の3月15日の夜、送信のボタンを押す前に倒れた。転生後は勘定改め所の見習い改め役、20歳。前世の未納が日ごとに増える〈未納の帳〉が見える。
- 珠（たま）：改め所の書庫の古い算盤の付喪神。伊織にしか見えない。数に厳しく、口が悪い。
- 榊 志乃：勘定改め所の改め役、32歳。店の構えから儲けを当てる〈見立ての志乃〉。
- 宗吉：紺屋（藍染めの職人）、50代。伊織の下宿の主。申告を出していない。
- お糸：宗吉の娘、15歳。染め上がりの控えの札を全部残してきた。
- 六助：勘定改め所の受付の書役。気が弱いが人がいい。
- 大河内 主膳：勘定改め所の頭。
- 嘉平：両替商・呉服問屋〈升屋〉の番頭。
- 升屋 惣右衛門：両替商・呉服問屋〈升屋〉の主、60代。町の金の半分が升屋を通る。20年、改めが入っていない。

## ここまでの話

- 第1話「夜明けの鐘まで」：3年、確定申告を出さずに死んだフリーランスは、和風の城下町の勘定改め所に、見習いの改め役として生まれ変わる。下宿先の紺屋も3年、申告を出していない。出さないとどうなるか。改めの知らせが来る前に、娘の残した控えの札から3年分の売上と経費を数え、夜明けの鐘までに申告を出しに走る。
- 第2話「何年分、調べますか」：改め役の志乃が紺屋に〈改めの知らせ〉を伝える。日時・場所・目的・税目、そして期間は「5年分」。宗吉が隠していたのは、申告を出していなかった本当の年数と、亡き妻の帳だった。改めは何年前までさかのぼるのか。知らせの後でも、改めの前に出せば何が変わるのか。
- 第3話「改めの日」：紺屋の改めの日。聞き取り、帳簿と書付、作業場。志乃は12の藍甕を見て「稼ぎは倍」と見立てる。伊織は使った藍の量から売上を出し直し、控えの札に無い90万円を見つける。税務調査はどこまで調べ、どう終わるのか。取引先の升屋の帳には、宗吉への払いが一文も無かった。

## この話のあらすじ

紺屋の改めの後、伊織と志乃は升屋の改めを願い出るが、頭の大河内は「改めの相手は改め所が選ぶ」と退ける。伊織は、前の世界の税務署が資料と申告の分析で改める相手を選んでいた（選ぶのに AI も使う）ことを思い出し、書役の六助の鍵で、20年誰も開けなかった申告の束を書庫で広げる。両替商・呉服問屋5軒の儲けの割合を年ごとに並べると、4軒は年により4〜11%、7年前の大嵐の年は2%前後に落ちているのに、升屋だけは20年、毎年6.0%だった。数字がきれいすぎる帳は、誰かが作った帳。志乃は、父もこれを見たのだと知る。翌朝、大河内は表を払いのけ、書庫を閉め、伊織を書庫から締め出し、志乃を港の船改めへ移す。伊織は、前の世界で「10年、税務調査は来たことがない」と笑っていた友を思い出す。来ないのは見ていないからではなく、多くは家に来ない「簡易な接触」で直されている。升屋は来ないのではなく、来させないのだ。その夜、升屋の主・惣右衛門が伊織を茶室に招き、伊織の頭の上の未納の数を言い当てる。

## この話で分かること

- 税務調査が10年以上来ない個人がいるのはなぜ？（何年に一回来る？）：国税庁は、集めた資料情報や申告の内容を分析し、申告漏れなどが見込まれる人を選んで調査すると説明しています。何年に一度という決まりは、確かめた範囲の国税庁の資料には書かれていません。長く来ないことは、見られていないことを意味しません。
- 税務調査が入る理由は？（どんな人が選ばれる？）：資料情報や申告内容の分析の結果、申告漏れなどが見込まれる人が選ばれます。とくに日数をかける調査（特別調査・一般調査）は、高額・悪質な不正計算が見込まれる人が対象です。
- 税務署は AI で調査の相手を選んでいる？：はい。国税庁は、令和6事務年度の所得税の調査について「選定に AI を活用」したと公表しています。その年の所得税の調査等による追徴税額は1,431億円で、過去最高でした。
- 税務署の「簡易な接触」とは？：原則として家や店に行かず、文書・電話での連絡や税務署への来署の依頼で、申告の内容を直してもらう取り組みです。

## 用語

- 税務調査（ぜいむちょうさ）の相手はどう選ばれる？（現実の事実）：国税庁は、あらゆる機会に集めた資料情報や、出された申告の内容を分析し、申告漏れなどが見込まれる人を選んで調査しています。令和6事務年度（令和6年7月〜令和7年6月）の所得税の調査では、選ぶのに AI を活用したと公表しています。
- 簡易な接触（現実の事実）：税務署が、原則として家や店に行かずに、文書・電話での連絡や税務署への来署の依頼で、申告の内容を直してもらう取り組みです。令和6事務年度（所得税）は68万9千件で、実地調査（4万7千件）よりずっと多く行われています。

## 出典

- この話：https://tooneru.com/kotowari/zei/manga/4-zei/
- 本文の Markdown 版：https://tooneru.com/kotowari/zei/manga/4-zei/index.md
- 国税庁「令和6事務年度 所得税及び消費税調査等の状況」（令和7年12月）：https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2025/shotoku_shohi/pdf/shotoku_shohi.pdf
- 国税庁「令和6事務年度 所得税及び消費税調査等の状況」（令和7年12月）：https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2025/shotoku_shohi/pdf/shotoku_shohi.pdf

## 相談の例

- 漫画「無申告、改めます。」の第4話を読んで：「10年、税務調査は来たことがない」と笑う友に、自分ならどう話す？
- 漫画「無申告、改めます。」の第4話を読んで：同じ商いの店と比べて、自分の儲けの割合が毎年まったく同じだったら、何を疑われる？
- 漫画「無申告、改めます。」の第4話で出てきた「税務調査の相手はどう選ばれる？」について：自分の申告が税務調査の相手に選ばれるのは、どんな数字が並んだ時？
- 漫画「無申告、改めます。」の第4話で出てきた「簡易な接触」について：税務署から文書や電話で連絡が来たら、自分は何をすればいい？
- 漫画「無申告、改めます。」の第4話のあらすじを踏まえて、次の話の展開を一緒に考えて

※ 作中の世界の決まりは物語の設定です。現実の事実は、出典や一次資料で確かめてください。
