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# コンテキスト：乗客は七人のはずだった 第4話「零下の車内」

トゥーンエル（https://tooneru.com/）の縦読み漫画です。作者：トゥーンエル編集部（作・編集：トゥーンエル編集部／作画：トゥーンエル編集部／制作に生成 AI を使用）。公開日：2026-10-19。

## 作品の設定

大雪の峠で立ち往生した夜行バス。目を覚ますと、運転席は空っぽで、外の雪には足跡ひとつない。乗車名簿は7人なのに、車内には8人いる。写真学科の学生・戸川ハルと、元バス運転士の秋津フミ（72）が、夜明けまでの数時間で、消えた運転手と「一人多い」謎を追う。

雪に閉ざされた夜行バスの中で起きる、ひと晩だけのミステリーです。立ち往生した車の中で命を守る知恵（一酸化炭素中毒・寒さ・助けの呼び方）も、物語の中で描いています。

## 登場人物

- 戸川 ハル：語り手。写真学科の2年、20歳。東京の展示に出す写真を抱えて夜行バスに乗った。何でも撮るのがくせ。
- 秋津 フミ：乗客。72歳。40年、市営バスの運転士をしていた。「運転手は、お客を置いていかない」が口ぐせ。
- 久我 陽介：夜行バスの運転手、41歳。峠でバスが止まった後、姿を消した。
- 鷺沢 玲司：乗客。宝石商、47歳。銀色の鞄を手放さない。
- 鳴海 さよ：乗客。看護師、61歳。車内で編み物をしている。
- ソラ：9Aに座っていた少年、13歳。名簿に名前が無い。出発のバス停からトイレに隠れて乗ったと言う。
- 灰色のコートの女：10Dの乗客。名簿の名前は「矢代 透（男）」。夫の切符で乗ったと言う。
- 岩淵 健：交替の運転手、58歳。床下の仮眠室で寝ていた。
- 小野寺 誠・美月：6A・6Bの乗客。新婚の夫婦だと言う。
- 霧島 奏：10Dの乗客。損害保険会社の調査員、34歳。同僚・矢代透の切符で乗り、宝石商の鷺沢を見張っていた。

## ここまでの話

- 第1話「一人、多い」：午前2時14分、大雪の峠で止まった夜行バス。運転席には誰もおらず、外の雪に足跡はない。乗車名簿は7人なのに、車内には8人いた。
- 第2話「名簿にない名前」：9Aの少年は「最初から乗っていた」と言う。名簿と顔を合わせると、名簿にない人はもう一人いた。そして宝石商の鞄から、2億円のダイヤが消える。
- 第3話「足跡は消える」：立ち往生したら、車を離れていい？ 運転手はなぜ雪の中へ出たのか。写真に映った灰色のコートの女は、自分は盗っていないと言い、思いがけない正体を明かす。

## この話のあらすじ

エンジンが止まり、明かりも暖房も消えた。交替の運転手・岩淵がもう一度エンジンをかけようとするのを、フミは止める。バッテリーまで弱れば、朝に除雪車が来てもバスは動けない。歩いて山を下りると叫ぶ鷺沢を、フミは「エンジンが止まっても、車の中の方が外よりずっとあたたかい」と押しとどめ、乗客に毛布・上着・カイロを出させる。霧島が出したアルミの非常用シートは、汗をかくとかえって冷えるので最後に取っておく。前の席に固まって座り、足を床から上げてカイロを足先に。寄り合った車内で、小野寺夫妻は本当は夫婦ではなく、結婚を反対されて家を出てきたと打ち明け、止まったバスで初めて笑いが起きる。ソラは「父さんに会いに来た」とだけ言い、運転席を見ていた。午前4時20分、風がやむ。運転手が2人とも出るわけにはいかないと、フミはハルを連れてトンネルへ向かう。入口の非常電話の箱は扉が開き、受話器がぶら下がっていた。その下の雪の上に、運転手の制帽だけが落ちていた。

## この話で分かること

- 冬にエンジンを止めた車の中は、どのくらい冷える？：JAF のテスト（2014年2月、長野県の菅平高原。外気温 −10℃前後、雪）では、エンジンを止めて何も対策しなかった人は、2時間45分で続けられなくなりました。その時の車内は 1.8℃、外は −11.1℃でした。
- 立ち往生した車で、一晩しのぐには何があればいい？：同じテストで、毛布と使い捨てカイロを使った人と、冬山用の寝袋を使った人は、8時間（午後11時〜午前7時）耐えました。終わった時の車内は −7℃でした。
- アルミの非常用シート（エマージェンシーシート）だけで足りる？：JAF のテストでは、エマージェンシーシートの人は5時間27分で続けられなくなりました（車内 −3.9℃）。通気性が無いので汗をかき、それが冷えにつながったためです。
- 寒くても、車の外へ出ない方がいい？：JAF は、車の中の方が外より温度が高いので、荒れた天気の時は無理に外へ出ず、車内で天候の回復や救援を待つのがよいとしています。

## 用語

- アルミの非常用（ひじょうよう）シート（エマージェンシーシート）（現実の事実）：体温を保つための、薄くて軽いアルミのシートです。JAF のテスト（外気温 −10℃前後・エンジンを止めた車内）では、これだけで過ごした人は5時間27分で続けられなくなりました。通気性が無いので汗をかき、その汗が冷えたためです。毛布と使い捨てカイロ、または冬山用の寝袋の人は8時間耐えました。

## 出典

- この話：https://tooneru.com/henshubu/yakou/manga/4-yakou/
- 本文の Markdown 版：https://tooneru.com/henshubu/yakou/manga/4-yakou/index.md
- JAF「冬の車内温度（JAFユーザーテスト）」：https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/winter

## 相談の例

- 漫画「乗客は七人のはずだった」の第4話を読んで：エンジンが止まって暖房も消えた車で一晩しのぐなら、自分は乗っている人とどう座る？
- 漫画「乗客は七人のはずだった」の第4話を読んで：「歩いて山を下りる」と叫ぶ人を止めるなら、自分はどう話して車にとどまってもらう？
- 漫画「乗客は七人のはずだった」の第4話で出てきた「アルミの非常用シート（エマージェンシーシート）」について：冬の車に積んでおくなら、自分はアルミの非常用シートのほかに何を用意する？
- 漫画「乗客は七人のはずだった」の第4話のあらすじを踏まえて、次の話の展開を一緒に考えて

※ 作中の世界の決まりは物語の設定です。現実の事実は、出典や一次資料で確かめてください。
